この記事で解決できるお悩み
- パターンエントリーについて知りたい
- トレードの仕方を見直したい
- 損切りが上手くなりたい
- 分析方法をマスターしたい
FXを始めてから、なかなかエントリーポイントが見つからなくて、運任せでトレードを行っているという人は多いのではないでしょうか。
勝つためには、ギャンブル的な考え方はアウト!!まずはパターンエントリーを覚えることをおすすめします。
この記事では、パターンエントリーの基礎編として、パターンの重要性や基礎となるパターンを解説します。
エントリーがいつもバラバラにしてしまいます。。。
初心者にはよくありがちなことですね。それを防ぐためにはエントリーポイントが明確にしてルールを設けることです。パターンエントリーを理解すればエントリーポイントがわかるよ。
なるほど!ルール化することによって、初心者でもそもそも間違いのないエントリーを目指すのですね。
パターンはダウ理論に基づいた合理的なものだから、非常に理にかなったトレード手法だよ。必ず役に立つからしっかりと覚えておこう。
今回はパターンエントリーの基礎編として習得すべき内容を凝縮して書きました。しっかりと身に付けたあとに上級編に進んでみてください。
パターンエントリーとは
パターンエントリーは、特定のチャートパターンが現れた時に取引を開始するトレード手法です。
市場の動きを予測するために、チャート上に現れるパターンを利用します。
パターンエントリーは、エントリーポイントが明確であることからルールに基づいたトレード運用ができるシンプルな方法です。
トレードを行うか否かを、あらかじめ定義されたルールやパターンに当てはめることで感情に左右されずに判断できます。
- 規則的な動きであること
- 決まった型であること
- 明確なエントリーポイントがわかる
パターンエントリーが最強な6つの理由
パターンエントリーを正しく理解することで、より効果的にトレードできます。
ここでは、パターンエントリーが最強な6つの理由についてお伝えしていきます。
- 規則正しいので見つけやすい
- 多くのトレーダーが用いているので成立しやすい
- パターンで相場の先を予測できる
- 他のテクニカル分析と組み合わせやすい
- パターンを組み合わせることで騙しを減らすことができる
- 損切が早くできる
➀規則正しいので見つけやすい
※オールインワンより引用
パターンというのは「型」や「類型」という意味ですが、パターンエントリーにおけるパターンもその通り型が決まっているものです。
チャートパターンを覚えてさえいれば、誰でもチャート上から見つけられます。
パターンを見つけ、予測することができてトレードに規則性を見いだせれば、一定のルールでトレードができます。
②多くのトレーダーが用いているので成立しやすい
※オールインワンより引用
テクニカル分析としてパターンエントリーは広く認識され、多くのトレーダーによって利用されています。
市場の基本的な原理に従い、通貨が高いと感じられる時には売り、安いと感じられる時には買いが入ります。
このように、多くのトレーダーが同じパターンを基にトレードを行うことで、高値や安値がレジサポラインになる可能性が高いです。
要するにテクニカル分析を行う人が多ければ多いほど、パターンに基づいたトレードの成立が容易になることを意味します。
サポートライン、レジスタンスライン二種類のラインをまとめてレジサポ、またはレジサポラインと呼びます。
レジスタンスライン
マーケット参加者がこれ以上は上昇しない、させないと意識するライン。
サポートライン
マーケット参加者がこれ以上は下落しない、させないと意識するライン。
③パターンで相場の先を予測できる
※パターンエントリー完全公開より引用
パターンを覚えてさえいれば、相場が予測できるのも強みです。
相場が完成する前から予測できれば、先読みしてエントリーを行うといったことも可能になります。
④他のテクニカル分析と組み合わせやすい
※パターンエントリー完全公開より引用
パターンエントリーは、インジケーターを必要としないのでチャートが見やすくスッキリとしています。
もし、他の分析を使用していたとしても問題なく使えるので便利です。
⑤パターンを組み合わせることで騙しを減らすことができる
※パターンエントリー完全公開より引用
一つのパターンだけに依存すると、市場の「騙し」に遭遇するリスクがあります。
例えば、パターンをよく観察するとパターンの中にもパターンがあるというケースです。
おおまかなパターンでのエントリーポイントを定め、次に時間足を短くして詳細なエントリーポイントを探すといったことで騙しを減らせます。
⑥損切が早くできる
※パターンエントリー完全公開より引用
パターンエントリーは型が決まっているので、パターンの成立・不成立を簡単に見極められます。
もし不成立であることがわかれば、損切りを迅速にできるので資金の温存につながります。
優位性のあるパターン集 基礎編
ここからは、優位性のあるパターンの型の基礎をお伝えしていきます。
パターンは決まった型なので暗記が効きます。しっかりと覚えておきましょう。
ダブルボトム
※オールインワンより引用
【特徴】
- 2つの安値A,Bによって形成される
- 2つの価格はほぼイコールではあるが、厳密な定義はない
【エントリー戦略】
Aの価格に引き付けてBでエントリーします。
この時Aより上で反転することもあるので、2~3回に分けてAに価格が接近したらエントリーを始め、Aの安値下で損切りをします。
トリプルボトム
※パターンエントリー完全公開より引用
【特徴】
- ダブルボトムからの発展形
- A-Bの価格近くまでCが接近する
【エントリー戦略】
A,Bの価格に引き付けてエントリーします。
考え⽅はダブルボトムと同じA、Bの安値が低いほうの下で損切りをします。
【ポイント】
CはA,Bの安値を超えないほうが成功率が上がります。
Bからの反転の際、⼀度上昇トレンドへの転換に失敗しているので、安値を抜けで下に⾏く可能性が⾼くなります。
スパイク
※パターンエントリー完全公開より引用
【特徴】
- 急激な上昇や下落の際すぐに値が切り返す動き
- ⼤体ローソク3本以内の急騰急落を指す
- 戻す時も同じ本数のローソクかそれ以下
【エントリー戦略】
値を戻したら、リトレースメントを引き急落前の価格から最安値までの23.6〜61.8%押しでエントリーします。
初押しの安値下で損切りをします。
【ポイント】
スパイク前⾼値を抜けれないとパターン失敗となることに注意が必要です。
鍋底
※パターンエントリー完全公開より引用
【特徴】
安値を徐々に切り上げながらトレンドが変化する⾼値を同時に切り上げている。
【エントリー戦略】
安値がAよりBの⽅が⾼いことを確認し、Cの地点でBの安値⼿前がエントリーポイントです。
エントリー後、Bの安値下で損切りをします。
【ポイント】
⾚丸の⾼値が切りあがっていると、なお成功確率が⾼くなります。
ヘッド&ショルダーズ
※パターンエントリー完全公開より引用
【特徴】
- Bを最⾼値 (ヘッド) とし、A・Cの (ショルダーズ) にて構成されている
- AとCは⽐較的近い⾼値で構成されている
【エントリー戦略】
⼀般的にはD・Eの安値を結んだネックラインをCからの下落が割ったらエントリーを⾏います。
【ポイント】
A・Bを観測した時点でA付近にCが接近した時点でエントリーし、Bを超えたら損切りします。
上昇ウェッジ
※パターンエントリー完全公開より引用
【特徴】
AーCのラインをレジスタンスに安値Bが切り上がる。
【エントリー戦略】
⼀般的にはCをブレイクしたところでロングを仕掛けます。
しかし、このパターンは騙しになった時に最⾼値でポジションを掴む可能性があるので使⽤しません。
【ポイント】
ウェッジのエントリーは他のテクニカルとの組み合わせが必須となるので、次の「ウェッジの騙し」を見てください。
ウェッジの騙し
※パターンエントリー完全公開より引用
ウェッジはパターンエントリーでは使⽤しないと書きましたが、その理由は上のチャートで確認してみてください。
ウェッジのパターンをよくみると、他のパターンとして成⽴する可能性があることがわかります。
上記のチャートでは実際に予想される向きとは反対の⽅向に価格も動いており、もしショートをしていた場合、最安値で売り叩くことになってしまいます。
まとめ
- パターンエントリーで初心者トレードを卒業できる
- パターンエントリーを理解することでトレードの優位性が得られる
- パターンの習得は暗記しておけばOK
なんとなくのエントリーをしてしまう初心者から脱却するためにパターンエントリーは必要不可欠なんですね!パターンの暗記だけならすぐにできそうです!
今回は基礎編として初級のパターンエントリーについて学んだよ。上級編も次の記事で解説するので、しっかりと覚えたらぜひ次の記事も読んでくださいね。
パターンエントリーを身に付けることができれば、どんどんトレードが上手くなります。
損切りを最小限に抑え、大きな利益を得られるトレーダーになるために一緒に頑張りましょう。
パターンエントリーの上級編はこちら
エリオット波動の必勝パターンも記事にまとめました
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