この記事で解決できるお悩み
- マルチタイムフレーム分析について知りたい
- ダウ理論をFXで使いたい
- 損切りが上手くなりたい
- 分析方法をマスターしたい
FXでは、ダウ理論に基づいたマルチタイムフレーム分析によるトレード手法が有効です。
FXで勝つためにはダウ理論をマスターすることは必須ですが、その後どのようにしていけばよいか悩んでしまう方もいるでしょう。
この記事では、ダウ理論とマルチタイムフレーム分析の組み合わせ方法や、流れを詳しく見ていきましょう。
テクニカル分析の祖と言われているのがダウ理論でしたね!
そうです!そのダウ理論をより深く理解するためにも、マルチタイムフレーム分析は欠かせません。
なるほど!具体的にどのようにトレードに活かすのか知りたいです!
OK。今回は、ダウ理論とマルチタイムフレーム分析について解説していきます。
分析をするときの流れをわかりやすく解説するので、しっかりと学んでいこう。
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ダウ理論によるFXトレードでマルチタイムフレーム分析が重要な理由
ダウ理論に基づきFXトレードをするときは、マルチタイムフレーム分析が役に立ちます。
ここでは、まずマルチタイムフレーム分析の重要性について見ていきましょう。
トレンドの理解と活用に役立つ
ダウ理論においては、市場には3つのトレンドあると定義付けされています。
- 長期トレンド(1年から数年)
- 中期トレンド(3週間から3ヶ月)
- 短期トレンド(数時間から3週間)
このように異なる時間枠を通じてトレンドを分析することで、各トレンドがどのように相互作用しているかを把握でき、より効果的な取引戦略を立てられます。
例えば、長期的な上昇トレンドが確認されている場合、中期や短期の反発が発生しても、これらは上昇トレンドの一部と見なされ、売りではなく買いのチャンスと判断されることが多いです。
マルチタイムフレーム分析をすれば、どのトレンドもターゲットにしてトレードできるのでチャンスが広がります。
成功率の高い時間足でのトレード戦略がとれる
マルチタイムフレーム分析を活用することで、成功率の高い時間足を特定でき、効果的なトレードを行えます。
長期的な視点から市場の全体傾向を把握し、短期的な動きを利用してエントリーのタイミングが計れます。
また、小さい時間足でのトレンドの転換が大きな時間足のトレンド変化を予告する場合もあり、早期にリスクを管理し、不利な取引を避けることが可能になります。
ダウ理論×マルチタイムフレーム分析の流れ
ダウ理論に基づいてマルチタイムフレーム分析をするときは、どのような流れで分析を進めると良いのでしょうか。
ここからは、分析のステップを見ていきましょう。
トレードスタイルに合わせて時間足を選ぶ
トレードを始める前に、どんなスタイルで取引をするか決めましょう。
スイングトレードなら数日から数週間、デイトレードならその日のうちに、スキャルピングなら数分から数時間の取引をすることになります。
自分がしたいトレードスタイルに合わせて、長期、中期、短期の中から最適な時間足を選びます。
マルチタイムフレーム分析は、どのようなスタイルをとったとしてもリスクの軽減できます。
デイトレードであれば日足を見て市場の全体的な動きを把握し、15分足や1時間足で具体的な取引のタイミングを見定めます。
長期足で分析する
基本のトレードスタイルを決めたら、長期足のチャートを表示して分析します。
例えば、15分足でトレードするとしたら1時間足またはそれ以上の時間足で分析を始めましょう。
長期足で分析することは、市場の大きな流れを見るためにとても重要です。
長い時間をかけて形成されるトレンドは、方向性が安定していることが多く、短期的な価格の変動に惑わされにくくなります。
- 長期足は『週足』、『日足』、『4時間足』
- これらの足のレジサポやトレンドは強い
この大きな流れを把握することで、一時的な価格の動きに振り回されることなく取引の判断ができます。
長期トレンドが上昇しているときに、短期的に価格が下がったとしても、それは買い時であるというケースも考えられます。
長期足での分析により、このようなチャンスを見極めることが可能になります。
時間足を短くして整合性を調べる
ダウ理論に基づくマルチタイムフレーム分析では、長期足のチャートから分析を始めて時間足を短くしていきます。
長期足で上昇トレンドが起きているときには、短期足でも全体としては上昇トレンドになると考えられます。
しかし、時間足を短くすると相場が下落していてトレンドの整合性が取れない場合もあります。
具体的には長期足で上昇トレンドのときに短期足で下落している場合には、押し目買いによる一時的な下落が起きたと考えられます。
そんなときは、押し目買いの安値になった時点で買い注文を出せば、利益を出すチャンスになります。
リスクの低い短期足でトレードする
リスク管理の観点から、長期足の分析に基づいて短期足でトレードします。
ダウ理論に従わない動きが見られた場合、トレンドの変化が近い可能性があるため注意が必要です。
例えば上昇トレンドで高値が更新されず、安値が下がり始めた場合はトレンド転換の警告信号です。
この信号がわかれば、安全を期して長期足での明確なトレンド変化を確認するまで短期足でのトレードは避けるという判断もできます。
まとめ
- マルチタイムフレーム分析はダウ理論を組み合わせて使う
- ダウ理論によって長期足から分析することが大切
- 長期足でトレンドを把握することで短期足で利益を狙える
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ダウ理論とマルチタイムフレーム分析は相性が良いのですね。
はい。ダウ理論ではトレンドが転換する明らかなサインがない限りは、同じトレンドが継続します。時間足を変えてマルチタイムフレーム分析をすれば、成功しやすい時間足でトレードができるということだね。
長期足で分析を始めて相場全体の状況を把握し、自分のトレードスタイルに合う時間足でトレードしましょう。
ダウ理論は、マルチタイムフレーム分析だけでなく全てのテクニカル分析をする上で大切な理論のため、FXで勝ちたいという方は必ず覚えてくださいね。
ダウ理論とエリオット波動についての記事はこちら
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