【3分解説】ストップ狩りと機関投資家の関係性!対策方法も解説

ストップ狩りという言葉を聞いたことがありますか?

FXにおいてストップ狩りは、機関投資家が計画的に実施する場合もある戦略の一つです。


この記事ではストップ狩りの特徴と、機関投資家との関係性をまとめました。

ストップ狩りの対策方法もお伝えしていくので、ぜひ参考にしてください。

ストップ狩りとは

ストップ狩りとは、FXでストップロス注文を出させるための相場操作です。

為替レートに影響力があるほどの資金力を持つ機関投資家が、巨額の売買を行い相場を動かします。

典型的な手法は、多額の買い注文を入れて相場を急落させることです。

急落が発生すると、慌てた投資家からストップロス注文が大量に入るため、相場が反転します。

このような相場の変動を狙ってFXトレードを行うのが、ストップ狩り戦略です。

ストップロス注文とは

ストップロス注文とは、損失を抑えるために発注される注文のことです。

あらかじめ損切りラインを設定し、そのラインを下回った場合に決済注文を出します。

数値を指定して逆指値注文として自動的に発動させることも可能です。

中長期でのトレードにおいて、リスクを回避するためによく活用されています。

ストップ狩りが行われる理由

FXでストップ狩りが行われる理由は、相場をコントロールできるからです。

タイミングよくストップ狩りを行えば、相場の動きを予測し、高い利益率の投資を実現する可能性があります。

大きな資金力を持つことで、相場を一時的に急変させ、投資家の心理を動揺させて相場に大きな変動を引き起こせるのです。

ストップ狩りはFX業者も行なっている?

ストップ狩りを行っているのは主に機関投資家ですが、FX業者もストップ狩りを行っていると言われています。

FX業者はスプレッドを操作することでストップ狩りを行うことが可能です。

ポイント💡

業者によるストップ狩りが行われやすいタイミングは

  1. 指標発表時
  2. 朝方6-8時ごろ

これは、逆指値注文やストップロスの自動注文を設定しているトレーダーや、ロスカットが近いトレーダーに対して約定を強制するためです。

スプレッドを広げることで買値と売値が変動し、ボーダーラインぎりぎりの注文を強制的に約定させることができます。


悪質なFX業者は意図的にスプレッドを操作する可能性があるため、注意が必要です。

機関投資家がストップ狩りを狙うタイミング

機関投資家がストップ狩りを狙うタイミングは限られています。

このような動きを見せたときには要注意ですが、実際にどのようなときにストップ狩りが行われるのかを確認しておきましょう。

ストップ狩りを狙うタイミング
  1. 経済指標・要人発言・金融政策の発表の前後
  2. 取引量が少ないとき
  3. ストップロスのボーダーをクロスしそうなとき

経済指標・要人発言・金融政策の発表の前後

経済指標の発表や要人発言があるときは、相場が急変することが多く、機関投資家がストップ狩りを狙う絶好の機会となります。

経済指標の変動により相場が急騰または急落する際に、その動きに乗じて取引を行い、ストップロス注文を誘発します。

取引量が少ないとき

取引量が少ないタイミングも、機関投資家にとってストップ狩りを狙いやすい時期です。

比較的少額の資金でも相場を動かしやすいため、マイナーな通貨ペアや、ニューヨーク市場のクローズ後から日本市場が開くまでの時間帯など、取引量が少ないときに狙われやすいです。

ストップロスのボーダーをクロスしそうなとき

多くの投資家が設定するストップロスの基準価格に近づいたときも、ストップ狩りを狙うタイミングです。

レンジ相場でサポートラインやレジスタンスラインに触れる際には、特に注意が必要です。

💡具体例

150.00円などの切りの良い数字に設定された逆指値注文を越えるように仕掛けることが多く、このようなタイミングでストップ狩りが行われます。


▼機関投資家も使うエリオット波動▼

機関投資家によるストップ狩りへの対策

機関投資家によるストップ狩りは対策することが可能です。

具体的な方法を以下に紹介します。

損切りラインを再考する

ストップロスが設定される一般的な価格よりも余裕を持たせて逆指値注文を設定することで、機関投資家によるストップ狩りのリスクを軽減できます。

ポイント💡

例えば、チャートに引いたサポートラインよりも低い値に設定することで、意図しない損切りを防げます。

特に、マイナー通貨ペアの相場や経済指標の発表が近いときなどには、損切りラインを再考しリスク対策を行いましょう。

長いヒゲの発生に注意する

ローソク足チャートで長いヒゲが発生した場合、ストップ狩りがあった可能性があります。

相場の高騰後に現れるトンボや、下落後に現れるトウバが見られたときには、ストップ狩りが行われた可能性が高いです。

特に、レジスタンスラインやサポートライン、トレンドラインをクロスするようなヒゲが伸びている場合は、機関投資家が相場に介入したと考えられるため、リスク回避のサインとすることができます。

まとめ

ストップ狩りと機関投資家の関係まとめ
  • ストップ狩りは機関投資家や悪質なFX業者によって行われる
  • 狙われやすいタイミングがある
  • ストップ狩は対策が可能

ストップ狩りは、機関投資家が意図的に相場を操作し、ストップロス注文を促す行為です。

効果が出やすいタイミングを狙って行われるため、相場を注意深く分析することでストップ狩りの対策ができます。

ストップ狩りが発生した状況を利用してトレードを行うことも可能なので、しっかりと理解しておきましょう。

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