この記事で解決できるお悩み
- フィボナッチの手法が知りたい
- フィボナッチを使いこなしたい
- 損切りが上手くなりたい
- 分析方法をマスターしたい
フィボナッチ系インジケーターは、FXでよく利用されているテクニカル指標でしたね!
うん。値動きを予想するときに用いるテクニカル手法で、例えばフィボナッチリトレースメントは有名なインジケーターです。
どのような手法が有効なのか知りたいです!
OK!この記事では、FXでフィボナッチ系インジケーターを活用する手法を紹介するよ。
フィボナッチの理解を深めればエリオット波動理論の活用にも役立つので、しっかりと学んでいこう。
記事内に出てくる画像は下記のオールインワンから引用しています。
FXでおすすめのフィボナッチ系インジケーター
FXにおいて、フィボナッチ系インジケーターを使用してテクニカル分析をする手法は一般的に用いられています。
フィボナッチ系インジケーターは、フィボナッチ数列またはフィボナッチ比率を利用しているテクニカル指標です。
ここでは、FXでの予測に役立つ以下の3つのフィボナッチ系インジケーターをご紹介します。
- フィボナッチリトレースメント
- フィボナッチタイムゾーン
- フィボナッチファン
フィボナッチリトレースメント
フィボナッチリトレースメントは、フィボナッチ比率に基づく水平ラインで分析する手法です。
トレンド相場では、トレンドの安値と高値をそれぞれ0%と100%として、38.2%、50%、61.8%、および78.6%の水平ラインを引いて分析します。
価格がこれらのフィボナッチリトレースメントラインとクロスするとき、市場は反発または反転する可能性が高いとされます。
フィボナッチタイムゾーン
フィボナッチタイムゾーンは、時間の経過と共に市場の変動点を予測するために垂直ラインを引く手法です。
フィボナッチリトレースメントが価格の動きに焦点を当てるのに対し、フィボナッチタイムゾーンは時間を基にして分析します。
ここでは、あるトレンドの安値から高値に至るまでの期間を「1」の単位として扱います。
その後、フィボナッチ数列(例えば「1, 2, 3, 5, 8, 13, 21」など)に従って、開始点から特定の時間間隔で垂直ラインを引き、将来の重要な変動点を特定します。
例えば、トレンドが1時間で変化した場合、それから2時間後、3時間後、5時間後などの具体的なタイミングで市場の転換が起こりやすいと予測されます。
フィボナッチファン
フィボナッチファンは、トレンドの起点から放射状に扇形を描くようにラインを引く、テクニカル分析の手法です。
上昇トレンドの場合、トレンドの起点となる安値から最高値に向かってラインを引きます。
その後、この距離をフィボナッチ比率の38.2%、50%、61.8%で分割し、それぞれの比率で角度を設定してラインを描きます。すると扇形のような形が形成されます。
フィボナッチファンのラインは、市場の将来のサポートラインやレジスタンスラインとして機能することが多く、これらのラインを利用して取引のタイミングを決定します。
フィボナッチをFXで活用する手法の基本
フィボナッチをFXで活用する基本的な手法は、大衆心理を利用して注文が集中するタイミングを見極めてトレードすることです。
FX市場では、相場が転換するポイントを予測することが非常に重要になります。
フィボナッチを使うと
『価格が反発する可能性が高いポイントを予測』
できるので、価格が転換する直前にポジションを取り利益を得られます。
具体的には、
- サポートやレジスタンスとなるフィボナッチレベルを識別
- これらのレベル近辺で価格が転換するかどうか
でトレードのタイミングを決めます。
転換点でエントリーし、その後の価格の動きを利用して利益を確定させることが、フィボナッチを用いたFXトレードの基本です。
FXでフィボナッチを活用するおすすめ手法2選
それでは最後に、フィボナッチ系インジケーターを活用してFX取引をする2つのおすすめ手法を紹介します。
トレンド相場の戻り売り・押し目買いを狙う手法
フィボナッチリトレースメントを利用して、トレンドが一時的に反転するポイントを特定します。
下降トレンドでは、価格が一時的に上昇する戻り売りの機会を狙い、上昇トレンドでは価格が一時的に下降する押し目買いの機会を狙います。
23.6%、38.2%、61.8%、78.6%のフィボナッチレベルは、戻り売りや押し目買いのエントリーポイントとしてよく利用されます。
特に38.2%、61.8%戻しは特に効果的で注目のラインです
トレンドに沿ったフィボナッチリトレースメントラインで、価格が反発するタイミングを見計らってエントリーしましょう。
レンジ相場の反発を狙う手法
フィボナッチ系インジケーターはトレンド市場だけでなく、レンジ相場でも有効です。
フィボナッチタイムゾーンを活用して、市場が反発する可能性が高いタイミングを見極めます。
通常、レンジ相場ではレジスタンスラインとサポートラインが重要ですが、反発は常に確実ではありません。
フィボナッチタイムゾーンを利用することで、時間的な要素を加味し、レジスタンスまたはサポートラインでの反発が起こりやすいタイミングを見極めて、成功率を高められます。
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まとめ
- フィボナッチは大衆心理を計るための考え方
- トレンド相場の押し目やレンジ相場の反発を狙える
- フィボナッチを知ればエリオット波動にも役立つ
フィボナッチは、トレンド相場の戻し売りや反発を狙うときに役立つのですね。
フィボナッチ系インジケーターによるFXの取引では、大衆心理を読み解くことに主眼を置くということだね。また、フィボナッチを覚えることでエリオット波動のターゲットもわかるようになるので必ず覚えておこう。
FXではフィボナッチ系インジケーターによる大衆心理の分析によって、確度が高いタイミングでトレードできます。
フィボナッチリトレースメントやフィボナッチタイムゾーンなどのインジケーターを活用して、相場の予測精度を高めましょう。
エリオット波動の必勝パターンも記事にまとめました
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