この記事で解決できるお悩み
- いつも損切りができない
- 大きな損失を出してしまう
- 損切りを外したら大損した
- 損切り貧乏になってしまう
先日こんなツイートをしました。
結論として、利大損小のトレードを行うためにはパターンエントリーが一番効果的です。
トレードすると、いつも損切りが大きくて辛いんだよな。
で。損切りを入れないと大損をするんだ。何かいい方法はありませんか?
損切りを入れることはとても大切です。重要なのは『小さな損失と大きな利益』を繰り返すこと。これを利大損小といいます。
たしかに損失よりも利益の方がいつも大きかったらトータルしてプラスになるのはわかるけど、具体的にどうやったらいいのかがわからないです。
具体的な方法ってあるんですか?
もちろんあるよ!
今回は利大損小のトレードをどうやって行うのか解説していくね!
単純に利益を伸ばせばいいって思っているんだけど、なかなかそれができないんだよな。
他の人もつまづいているポイントだと思うから、しっかり解説お願いします!
① 勝率よりも利大損小が大事
勝率をいくらあげてもトータルだと負けるって人が後をたちません。
そこには大きな落とし穴があります。
勝率を上げる=利確が早くなる
利益を伸ばすことができなくなるので、小さな利益を何度も確定することになります。
さらに、損失を確定すると勝率が下がるので損切りをしなくなります。
その先には一撃大損の未来が待ち受けているのはカンタンに想像できますね。
初めは勝率よりも利益を伸ばすことに集中した方がトータルで勝ちやすくなります。
※FXプロトレ道より引用
勝率を上げようとすればするほど利確が早くなり、『チキン利確』となってしまう
大事なのは負け方
※FXプロトレ道より引用
『いくら利確できるか、よりもいくらの損失に抑えることができるか』
を徹底することでトレードもコントロールできるようになります。
これめちゃくちゃ大事な考え方なので頭に入れておいてください!
② 利大損小にはパターンエントリーが有効的
ここでは具体的な解決策をテクニカル分析の面から見てみましょう!
利大損小トレードをするためには損切りを素早く行う必要があります。
そこで大きな武器として活躍するのが『パターンエントリー』です!
- 損切りを近くに置くことができる
- エントリーの型が決まっているので再現性が高い
- トレンドの転換点に出現するので『利大損小』トレードがしやすい
一番カンタンでメジャーな『ダブルボトム』を例に見てみましょう。
※FLARE FX オールインワンより引用
ポイントは、Aを割り込んだらすぐに損切りをすること。
損切りラインが明確になるのと、損切りまでの距離がとても近くなります。
突き詰めていくとヒゲの存在や再エントリー戦略などいろいろありますが、今はここを理解しておいてもらえれば大丈夫です!
③ 人間は根本的に損を抱えやすい?
人間は生存本能で痛みを回避するようにDNAレベルでインプットされています。
トレードにおける痛み=損失です。
損失を回避しようとして取る行動は次の3つです。
- 建て玉を増やす(ナンピン)
- 早すぎる利益確定(チキン利確)
- 損失だけ引っ張り続ける(コツコツドカン)
この3つは人間が本能的にとってしまうものなので、原因を正しく理解してトレーニングが必要です。
自分の気分のままにトレードをしていたら確実にこの生存本能にやられます!
FXでは『プロスペクト理論』という心理学を学ぶことにより、この生存本能に逆らうトレードを習得することが一番効果的です。
※FXプロトレ道より引用
実は、多くのトレーダーがこの利大損小を頭でわかっていても実践できていません。
その理由と、解決策『プロスペクト理論』について学んでいきましょう。
▼Next Page▼